上達の方法

良い一日とは、どういう一日だろうか。

今の私にとっては、何か新しい発見や達成が得られた日だと思う。しかし、大人になると、達成的・発見的喜びは、得ることがだんだんと難しくなってくる。簡単に得られる対象がなくなってくるからだ。多くの人は、毎日が、平凡で退屈なものになってしまう。

そのような状況から逃れるために、しばしば人は、お酒や性にそのはけ口を求める。しかし、そういった刹那的な快楽は、依存性を持っているので、より強い刺激を求めさせ、人を駄目にしてしまう。 

では、どうすれば、達成的・発見的喜びを上手くえられるだろうか。例えば、私の場合、英語の読み書きや会話、また、日本語での文章や人前で話す力などをもっと上達させたいのだが、訓練や勉強をしていると、集中力が切れて、すぐに眠くなってしまう。集中力を切らさせないためには、

  1. 簡単なことと難しいことを組み合わせる。
  2. アウトプット作業を組み込む。
  3. レベルを下げる。

といったことがある。これを、上達の方法と呼ぶことにすると、新しいことに取り組んでも継続できない人というのは、上達の方法を身に付けていない人ということになるだろう。そういう人は、平凡で退屈な日々を送るか、お酒や性などの刺激や快楽に更ける日々を送るしかない。上達の方法を身に付けて、そのような日々からおさらばしたい。